家庭科教育セミナー2003 (終了)
 日時 : 2003年3月29日(土) 10:30〜16:30

 場所 : お茶の水女子大学
       共通講義棟2号館201室
       子どもの生活実態に基づく家庭科のカリキュラムの構築

セミナーの趣旨

  日本家庭科教育学会では2001年度〜2002年度にかけて子どもの生活に関する意識・実態の調査を行い現代の子どもの生活等の実情を明らかにしてきた。
 家庭科は衣食住や家族の生活など、日常の身近な生活を対象にしながら、それらの生活と諸環境とのかかわりを見つめ、さまざまな生活課題の解決に取り組み、生活の向上を目指して学ぶ教科である。その意味で、家庭科のカリキュラム(学習内容・学習方法・評価までを含む)を、子どもの生活に関する意識・実態に基づきながら構築することは、必要な作業であると思われる。
 本セミナーは、本学会の子どもの調査により浮かびあがった現代の子どもの特徴をマクロなレベルで深くとらえ直すと同時に、子どもの実態に基づくカリキュラム開発の方向性を、先行実践例や、新たな子ども観・学習観をふまえて明らかにしたいと考える。
プログラム
10:00〜
 
10:30〜10:35

10:35〜10:40

10:40〜12:00
受付

開会 会長挨拶

趣旨説明

1部 基調講演 「子どもの文化・意識の変容をどうとらえるか」

    中西 新太郎氏(横浜市立大学)
 (昼 食)
13:30〜16:30 2部 シンポジウム 「子どもの実態に基づくカリキュラムの構築」

    
流田  直氏 (お茶の水女子大学附属小学校)
    亀井 佑子氏 (都立上野忍岡高等学校)
     高木  直氏 (山形大学)
     渡辺 彩子氏 (群馬大学)

    コーディネーター 
     阿部 睦子氏 (東京学芸大学附属竹早中学校)
     山田 綾氏 (愛知教育大学)