大会・例会 – 日本家庭科教育学会

【総会】毎年1回、6月下旬～7月上旬頃開催
・各年度の活動・決算報告、次年度の活動計画の決定

【大会】総会とあわせて開催
・家庭科教育に関する研究発表
・共同研究にもとづくシンポジウムや講演などの開催

【例会】年1回、11月～12月頃開催
・研究発表や講演など

日本家庭科教育学会　2024（令和6）年度例会のお知らせ

例会として、下記シンポジウムを行います。（研究発表はありません）

【日時】　2024年12月8日(日)　13：30～16：00
【会場】　オンライン開催
【テーマ】
　初等中等教育における「家庭科」教育の役割の明確化と環境基盤の充実
　　　　－ウェルビーイングの実現に向かう学びを保障するためにー

【趣旨】
　私たちを取り巻く社会は大きな変化の中にある。これまでの家庭観、仕事観、世界観が揺さぶられる中で学校教育も変革が求められている。教育を通じて何を子ども達に伝えていくべきなのか再検討が急務である。
　家庭科は、小・中・高等学校を通じて、人間が生涯を自立・自律的に生きていくために必要な知識や技能の習得、ウェルビーイングの実現を目指した生活を創造する学びを支援し続けてきた。これからもその役割を十分に果たすために、意義をより一層明確化するとともに、それを実践する環境基盤を充実しなければならないことは、2024年7月に公表した要望書「初等中等教育における『家庭科』教育の役割の明確化と環境基盤の充実－ウェルビーイングの実現に向かう学びを保障するためにー」に述べた通りである。
　今後は、要望書に示した考えをより広く共有していくとともに、私たち家庭科教育に携わる者がウェルビーイングの実現に向かう家庭科の学びの内容を具体的にすべく「主体的・対話的」探究を進めていく段階にある。
　そこで、本シンポジウムでは、第12期中央教育審議会委員である萩原なつ子氏、学校教育の中でいかにウェルビーイングの主体を育てていくかについての研究活動をしておられる保井俊之氏を講師としてお招きする。
　お二人の講演とその後のディスカッションを通じて、家庭科がこれからの時代において、男性にとっても女性にとっても生涯のウェルビーイングを考える重要な学びの場としての教科であり続けるためにどうあるべきか、家庭科の内容に即して具体的に考える機会としたい。

【講演１】
　　講師　萩原なつ子氏（独立行政法人国立女性教育会館理事長）
【講演２】
　　講師　保井俊之氏（叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部学部長・教授）
【ディスカッション】
　　討論者萩原なつ子氏，保井俊之氏，
　　　　　　工藤由貴子氏　（日本家庭科教育学会会長）
　　コーディネーター　志村結美氏（山梨大学教授）

【参加費】　正会員 1,000円　学生会員無料　非会員 1,500円
　　　　　　賛助会員１名につき1,000円
【申込先】　https://forms.gle/12vghb19fPEXz84t5
【申込および参加費振込締切】　2024年12月2日(月）

【申込方法他】
上記のGoogle Formからお申込みください。Google Formの送信終了画面に、振込口座が表示されます。振込口座をコピーまたはスクリーンショット等で撮って保存し、参加費を12月2日(月)までにお振込みください。参加費の入金確認後、12月5日(木)までに「Zoom招待メール」をお送りします。

【注意事項】
お問い合わせは、宛にメールでお願いします。
準備の都合上、事前申込なしでの参加はできません。振込後12月5日(木)までに「Zoom招待メール」が届かない場合は、事務局までご連絡ください。