セミナー

2023(令和5)年度セミナーのお知らせ

○テーマ:「家庭科教育における“一歩先の”ICT教育とAI活用」

 2019(令和元)年12月にGIGAスクール構想が示され、コロナ禍を経て社会全体で急速なデジタル化が進み、2021(令和3)年度からは「1人1台端末」の活用が始まりました。これにより、学校現場ではこれまで以上にICT活用技術が求められるようになりました。さらに、近年では、生成AIの技術革新やサービス開発が飛躍的に進展し、特にChatGPTなどの対話型生成AIは文書作成や翻訳等の場面で身近になってきています。そのため、2023(令和5)年7月には文部科学省より「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」が示されるなど、学校現場での生成AIの活用について議論が進められているところです。

 2023(令和5)年度セミナーでは、教育の情報化の現状および課題に関する講演を通して、ICTやAIの活用によってどのようなことができるようになるのか、それらを活用する上で気をつけなければならないことなどについて学びたいと思います。また、ICTやAIを活用した授業実践例の紹介・体験を通して、家庭科教育における“一歩先の”ICT教育やAI活用について学ぶ機会としたいと思います。

〇講 師:堀田 龍也 氏(東北大学大学院情報科学研究科 教授、教育工学/情報教育)

〇授業実践報告:西岡 里奈 氏(東京学芸大学附属小金井小学校 教諭)
        有友 愛子 氏(お茶の水女子大学附属中学校 教諭)

〇内 容:教育の情報化の現状および課題に関する講演や、ICTやAIを活用した授業実践例の紹介・体験を通して、家庭科教育における“一歩先の”ICT教育やAI活用について学びます。

〇日 時:2024年3月10日(日)13:30~16:00

〇会 場:対面(東京学芸大学)+オンラインによるハイブリッド開催

〇募集人数:50名程度(対面+オンライン)

〇参加費:正会員2,000円/学生会員1,000円

〇申込方法:参加希望者の会員番号、お名前、ご所属、会員種別、メールアドレスをGoogle Formで送信ください。自動返信メールで振込口座をお知らせしますので、参加費を2月29日(木)までにお振込みください。参加費の入金確認後、3月5日(火)までに「参加案内メール」をお送りします。振込後3月6日(水)までに「参加案内メール」が届かない場合は、事務局()へご連絡ください。

〇申込先:https://forms.gle/umMajzjnaFYGCsb17

〇申込期間:2023年12月20日(水)~2月7日(水)

〇お問い合わせ先:日本家庭科教育学会事務局(

※対面参加の定員に達した場合、オンラインの参加のみ受付させていただきます。
 また、全体での定員に達した場合は、受付を締め切らせていただきます。
※非会員の方は、お申込みいただくことができません。
 学会HPより入会申し込みをした後、セミナーへのお申込みをお願いします。

これまで開催したセミナーのテーマ

年度テーマ
2022家庭科における哲学と対話:子どもと考える『家庭科を学ぶこと』
2021子どもと創るカリキュラムデザイン
2020授業の中で思考の深まりを発話内容から捉える
2018計量テキスト分析による思考過程の追跡
2017授業における相互作用過程の分析
2016「パフォーマンス評価の考え方と進め方 ―パフォーマンス課題づくりを中心に―」
2015「コラボレイティブ・ラーニング(協調学習)」
2014「談話からみた学習過程」
2013「調理実習中の児童生徒の体験を見取る」
2012「生徒のナラティブを用いた授業デザイン」
2011「生徒の発話の分析による授業理解」
2010(中止)「授業理解と研究的な分析の可能性」
2009「授業研究」とプロセスレコードによるリフレクション 
2008・ 授業実践研究の質的向上をめざして ~同一授業をもとにした実践記録と授業実践研究論文の検討~・ 研究論文のまとめ方 ―研究論文の書き方を学ぶ―
2005(セミナー開催なし)
2004共同(教師、児童・生徒、保護者、地域住民)でつくる カリキュラムとその実践基調講演 : 獲得型の授業と教師の役割
シンポジウム : カリキュラムづくりと実践の検討
2003子どもの生活実態に基づく家庭科のカリキュラム構想基調講演 : 子どもの文化・意識の変容をどうとらえるか
シンポジウム : 子どもの実態に基づくカリキュラム構想
2002「いま、家庭科における学びのディコースを問う」
– 新しい教育課程の実施に向けて -基調講演:学力論からリテラシー(市民的教養)論へ
– 教科教育の課題パネルディスカッション : 子どもの学びを創る家庭科の授業
2001家庭科教育で福祉意識をどう育てるか
200021世紀の家庭科のカリキュラムの課題
1999「総合的な学習の時間」への家庭科からのアプローチ(2)
1998家庭科の「教科書」を考える
1997これからの「家族」教育カリキュラム開発とその教
1996「これからの家庭科の内容と指導法」として「家庭生活・家庭経営」
1995「これからの家庭科の内容と指導法」として「小・中・高一貫の食生活の教育」
1994「これからの家庭科の内容と指導法」として「家族・保育の教育はどうあるべきか」

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Tel&Fax 03-3942-7885
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