2027年に本学会は設立70周年を迎えます。この間,本学会は常に,次の時代を創り出していく子どもたちが,社会や世界に向き合い関わり合い,自らの人生を切り拓いていくために求められる生活者としての資質・能力,またそのための学習環境の在り方について,理論研究や実践研究の中で追究し成果を積み重ねてきました。小・中・高等学校を通じて一つの教科としてスタートしようとする今,新生家庭科の今後の方向の中でそれらを改めて問い直したいと思います。
そこで,本学会では,特別研究委員会「新生家庭科を考えるプロジェクト」を立ち上げ,これまでの学会の研究成果に基づき,教育課程部会家庭ワーキンググループ(令和7年10月2日)で示された5つの課題に応えるべく提案を行い,70周年企画として書籍化することを理事会で決定いたしました。書籍の内容としては,家庭科教育の指針の明確化に資する理念の整理と,授業やカリキュラムのモデル事例の提示,及びエビデンスとしての児童・生徒の実態把握のための全国調査を考えています。すでに一部担当とスケジュールを決め,検討を始めているところです。
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